障害を持つ人の自立について
「ノーマライゼーション」という考え方
2019.06.13
世界的に広まっている「ノーマライゼーション」は、障害者や高齢者をサポートする職業であれば必ず知っておきたいものです。誰もが当たり前のことを当たり前にできるように、というシンプルなものではありますが、誤解を招きやすい表現でもあります。ノーマライゼーションという考え方が本来目指しているものとは何なのでしょうか。そしてどんな誤解をされやすいのでしょうか。実は私たちの普段の生活にも徐々に変化を与えているこの考え方について、わかりやすく解説します。
障害者自立支援法とは
2019.06.14
障害者をサポートするにあたって、様々な施策・施設が用意されていますが、こういった環境が整ってきている背景には障害者自立支援法の存在があります。施行される前の、障害種別ごとの縦割りだった障害者福祉制度を全面的に見直し、障害者ひとりひとりがその人らしく生きていくための「自立」にスポットを当てたサポートを充実させました。それでは、具体的にはどういったものがあるのかについて、ここでは特に障害者の就労支援にしぼって紹介します。
自立訓練とはどんなものか
2019.06.16
身体障害、精神障害、その種類や程度など、障害者と言ってもそれぞれの事情は違います。そんな中、日常に必要な動作についての訓練を行い、さらに個々に合った能力の開発や向上を目指すことができる自立訓練というサポートがあります。自立して生きるということは、自分のことを自分でできるというだけではなく、人との関りも必要になってきます。自立訓練ではどういったことを目指し、どのような人が利用できるのかについて解説します。
障害者雇用の状況は?
2019.06.19
雇用している従業員数の中での障害者の割合を企業に義務付ける障害者雇用率制度が制定されており、一定数の障害者の雇用は確保されていますが、今後はどうなっていくのでしょうか。一般企業への就職を希望している障害者は増えており、そんな中でさらに障害者雇用を進めるための動きが活発に行われています。また、国として真剣に考えていかなければならない高齢化社会という課題とも実はつながりの深い障害者雇用について、新たな考え方も必要になってきています。